家族が自然に片付けたくなる!?収納上手な家に共通する5つのルール

<目次>
1. はじめに:なぜ片付かないのか?
2. 収納上手な家に共通する5つのルールとは
3. ルール1:収納は「使う場所」に作る
4. ルール2:「動線」を意識して配置する
5. ルール3:「見せる収納」と「隠す収納」を使い分ける
6. ルール4:家族全員が“片付けやすい”工夫を
7. ルール5:収納は“余白”を持たせて設計する
8. おわりに:散らからない家は仕組みでつくれる
1. はじめに:なぜ片付かないのか?
「ちゃんと収納スペースを作ったのに、どうしてこんなに散らかるの?」
そんな声をよく耳にします。
実は“収納がある=片付く”とは限りません。大切なのは、収納の”場所”や”使い方”、そして”動線”とのバランスです。
この記事では、家族が自然と片付けたくなる、収納上手な家に共通する5つのルールをご紹介します。新築やリフォームを検討中の方、ぜひ参考にしてみてください。
2. 収納上手な家に共通する5つのルールとは
片付けがうまくいっているご家庭には、いくつかの共通点があります。それが以下の5つのルールです。
– 使う場所に収納をつくる
– 動線に合わせて収納を配置する
– 見せる収納と隠す収納を使い分ける
– 家族みんなが使いやすい収納を設計する
– 収納に“余白”を持たせておく
それぞれのルールについて詳しく見ていきましょう。
3. ルール1:収納は「使う場所」に作る
最も重要なのが、「使うものは使う場所に収納する」という基本です。
たとえば、掃除道具はリビングや廊下で使うなら、廊下収納に。子どものランドセルはリビング学習なら、リビング横の収納にしまう。
このように、”使う場所”と”収納場所”を一致させることで、物の出し入れがスムーズになり、自然と片付けやすくなります。
4. ルール2:「動線」を意識して配置する
“動線”とは、人が家の中で動く経路や流れのことです。
例えば、「帰宅→玄関→手洗い→リビング」といった日常の流れに合わせて、
– 玄関にコートやバッグの収納
– 洗面所の近くにタオルや洗剤
といったように、必要なものをその動線上に配置することで、無駄な移動が減り、自然と片付きます。
家づくりでは「生活動線」や「家事動線」と呼ばれるルートを意識すると、より効率的な収納計画が立てられます。
5. ルール3:「見せる収納」と「隠す収納」を使い分ける
収納には、「見せる収納」と「隠す収納」があります。
– 見せる収納:よく使うものやインテリア性のあるもの。オープン棚や壁面収納など。
– 隠す収納:生活感のあるものや細かい雑貨。扉付きの棚や引き出し収納など。
すべてを見せようとするとゴチャゴチャした印象に。逆にすべて隠すと使いにくくなります。
“見せる・隠す”のバランスを考えることで、使いやすくてスッキリとした空間が生まれます。
6. ルール4:家族全員が“片付けやすい”工夫を
収納は家族全員が使うもの。片付けが得意な人だけに頼らないことが大切です。
たとえば、
– 子どもが自分で片付けられる高さに収納を設置
– ラベルや写真で「ここにしまう」を明確にする
– パパ用・ママ用・子ども用など収納をゾーンで分ける
など、誰でも迷わず戻せる工夫をすることで、家族みんなが片付けに参加しやすくなります。
7. ルール5:収納は“余白”を持たせて設計する
収納計画で見落とされがちなのが「余白(ゆとり)」の存在です。
収納を最初からパンパンに使ってしまうと、新しい物が入ってきたときに対応できません。
たとえば、クローゼットの棚に少し空きを作っておいたり、パントリーに空間を残しておいたり。
この“余白”があることで、片付けのハードルが下がり、生活の変化にも柔軟に対応できるのです。
8. おわりに:散らからない家は仕組みでつくれる
「片付けが苦手だから…」とあきらめる必要はありません。
散らからない家は、センスではなく“仕組み”でつくれます。収納の場所や動線、家族構成に合った工夫をすることで、誰でも片付けやすい家を実現できます。
新築やリノベーションを検討している方は、ぜひ今回紹介した5つのルールを参考に、片付け上手な家づくりを目指してみてくださいね。
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